創業21 【価格設定で失敗すると潰れる!?】創業後に考えるべき“安さ”と“価値”のバランスとは

葛飾区・江戸川区・墨田区・足立区で創業したばかりのあなたへ。

「価格を下げれば売れる気がする」
「でも利益が残らない…」
「そもそも、いくらで売れば正解なの?」

このような“価格の悩み”は、創業直後の事業者が必ずぶつかる壁です。
しかし、安易に「安くすれば売れる」と判断すると、経営が立ち行かなくなるリスクも。

本記事では、価格を下げる前に考えるべき視点や、「価値」をベースにした価格戦略の立て方、地域密着型ビジネスに適した価格設定の考え方を、事例を交えて解説します。


目次

  1. なぜ価格設定は創業後の“命綱”になるのか
  2. 「安くする」ことで失う3つのもの
  3. 「高くても売れる」価格の作り方
  4. 利益を確保できる価格設定の手順
  5. 地域密着型ビジネスにおける価格戦略
  6. 実際の価格をどう決める?チェックリスト
  7. 専門家と一緒に価格戦略を見直すメリット

なぜ価格設定は創業後の“命綱”になるのか

価格は「売上」と「利益」の両方に直結する、経営の中核です。

売上 = 価格 × 販売数
利益 = 売上 − 原価 − 経費

つまり、価格を1割下げると利益がゼロになるケースも少なくありません。
創業初期こそ、しっかりと利益が取れる価格戦略が必要です。


「安くする」ことで失う3つのもの

  1. 利益の減少:原価率が高いとすぐ赤字に
  2. サービス価値の誤解:「安い=品質が低い」と思われる
  3. 価格競争への巻き込まれ:同業他社との消耗戦に…

「高くても売れる」価格の作り方

  • 価値ベース価格戦略を意識
    → 商品・サービスの「ベネフィット(得られる変化)」を見せる
  • ターゲットを絞る
    → 全員に安く売るより、「欲しい人だけに高く売る」

利益を確保できる価格設定の手順

  1. 原価と経費から“最低販売価格”を算出
  2. 市場価格と比較して立ち位置を確認
  3. 自社の強み(接客・品質・スピード)を価格に反映
  4. “セット売り”や“サブスク化”などで単価を上げる工夫も

地域密着型ビジネスにおける価格戦略

葛飾区・江戸川区・墨田区・足立区のような地域では、

  • 価格よりも「信頼」や「関係性」が重視される傾向
  • 顧客の属性(高齢者・子育て世代)に合わせた価格帯が有効

🗣 例)「相談できる美容室」「会話が楽しめる整体」など、価格ではなく“価値”に対価を払う人は多い!


実際の価格をどう決める?チェックリスト

  • 原価・経費を正確に把握しているか?
  • 自社の強みが価格に反映されているか?
  • 顧客が「高い」と感じない理由を説明できるか?
  • 値引きせずに魅力を伝えられているか?

専門家と一緒に価格戦略を見直すメリット

価格戦略は「感覚」ではなく「設計」です。

弊社では、創業者・小規模事業者向けに以下をサポート:
✅ 原価・利益構造の見える化
✅ 価格の見直しと提案書の作成支援
✅ 葛飾区・足立区など各区の価格補助制度の活用提案

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