事業再生12 資金繰りが苦しい…まだ間に合う!活用すべき補助金・助成金とは?


資金が尽きる前に、打てる手を知っていますか?

「資金繰りが苦しく、あと数ヶ月持つかどうか…」
「銀行からの追加融資が難しい…」
「何か補助金や助成金を活用できないか?」

もし、こうした悩みを抱えているなら、補助金・助成金の活用が資金繰り改善のカギになります。

しかし、補助金や助成金は種類が多く、「どれを活用できるのか分からない」「申請が難しそう」と感じていませんか?

本記事では、資金繰りに悩む企業が今すぐ活用すべき補助金・助成金を紹介し、申請のポイントを分かりやすく解説します。


目次

  1. 資金繰りに使える補助金・助成金の基礎知識
  2. 活用すべき主要な補助金・助成金一覧
  3. 申請成功のポイントと注意点

1. 資金繰りに使える補助金・助成金の基礎知識

補助金と助成金の違い

補助金と助成金は似ていますが、以下のような違いがあります。

項目補助金助成金
目的新規事業・設備投資支援雇用・福利厚生支援
競争率高い(審査あり)低め(条件を満たせば受給)
申請難易度高め(計画書・審査が必要)比較的容易
受給までの期間数ヶ月〜半年以上数週間〜数ヶ月

資金繰りを改善するなら、助成金の活用が有効です。
事業の立て直しや成長を目指すなら、補助金が狙い目です。

どちらも返済不要なので、資金繰りが厳しい企業には大きなメリットがあります。


2. 活用すべき主要な補助金・助成金一覧

ここでは、特に資金繰り改善に役立つ補助金・助成金を紹介します。

① 事業再構築補助金(経済産業省)

対象:新たな事業を始める中小企業
補助額:100万円〜8,000万円(補助率2/3)
活用例:業態転換(飲食店→EC販売、製造業→サービス業 など)

👉 ポイント:事業の方向転換を検討している企業に最適。ただし、事業計画書の作成が必須。


② 小規模事業者持続化補助金

対象:小規模事業者(従業員20人以下の企業)
補助額:最大250万円(補助率2/3)
活用例:販路開拓、広告宣伝費、ホームページ制作費

👉 ポイント:比較的申請しやすく、幅広い用途に使える。事業の立て直しや集客強化に活用可能。


③ IT導入補助金

対象:業務効率化のためにITツールを導入する企業
補助額:最大450万円(補助率1/2〜3/4)
活用例:会計ソフト、ECサイト、予約システムの導入

👉 ポイント:コスト削減や業務効率化を図りたい企業におすすめ。


④ 雇用調整助成金

対象:従業員を休業させる企業
助成額:休業手当の最大90%(上限あり)
活用例:売上減少で人件費を削減したい企業

👉 ポイント:人件費負担を軽減し、雇用を維持したい企業に最適。コロナ禍でも多くの企業が活用。


⑤ 東京都・葛飾区・江戸川区・墨田区・足立区の支援制度

東京都や各区では、独自の補助金や助成金を提供しています。

東京都の創業助成金(最大300万円)
葛飾区の設備投資補助金
墨田区の商店街活性化補助金

👉 地域によって支援策が異なるため、自治体のホームページを確認するのがおすすめです。


3. 申請成功のポイントと注意点

① 早めに情報収集をする

補助金・助成金は公募期間が決まっているため、締切を逃さないことが重要です。

👉 各省庁・自治体の公式サイトを定期的にチェックしましょう。


② 事業計画書をしっかり作成する

特に補助金は審査があるため、事業計画書のクオリティが重要です。

事業の目的・計画が明確に伝わるか?
資金の使い道が具体的に説明されているか?
利益につながるストーリーがあるか?


③ 専門家に相談する

補助金・助成金の申請は手続きが複雑なものも多いため、専門家のサポートを受けると成功率が上がります。

中小企業診断士:事業計画書の作成サポート
税理士:財務状況の整理
行政書士:書類作成・申請サポート

👉 葛飾区・江戸川区・墨田区・足立区には、中小企業向けの無料相談窓口もあるので活用しましょう。


まとめ:補助金・助成金を活用し、資金繰りを改善しよう!

資金繰りが厳しいときこそ、返済不要の補助金・助成金を活用することが重要です。

活用すべき制度を把握し、早めに申請する
事業計画書の作成に力を入れる
専門家のサポートを受ける

「どの補助金・助成金が自社に適しているのか分からない…」という場合は、問い合わせからお気軽にご相談ください。

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