創業19 【数字が苦手だと経営は失敗する?】創業者が最低限持つべき財務知識

「簿記なんて分からないし…」
「利益って売上から何を引いた額なの?」
「資金繰りって結局、通帳見てればOKじゃないの?」

――もし、あなたがそう思っているなら要注意。

数字が分からないまま起業すると、
📉 どれだけ売れば利益が出るか分からない
📉 毎月の資金繰りが不安で眠れない
📉 気づいたら税金や社会保険料が払えない
…そんな“数字が原因の倒産リスク”に直面します。

でも安心してください。
創業者に必要な財務知識は、専門用語だらけの会計知識ではなく、“お金の流れ”を理解すること。

この記事では、数字が苦手な方でもわかるように、経営に必要な「財務の基礎知識」をやさしく解説します。


目次

  1. 創業者に「財務知識」は本当に必要?
  2. まずはここから!収支の考え方(売上・原価・経費・利益)
  3. 「利益率」を見ない経営は危険!
  4. 資金繰りとキャッシュフローの違い
  5. 創業期に使える簡単な収支表・資金繰り表の作り方
  6. 経営数字を見るための3つの習慣
  7. 専門家に任せるべきこと・自分でやるべきこと

創業者に「財務知識」は本当に必要?

結論:必須です。

創業後1年以内に廃業する企業の多くが、
✅ 資金管理の失敗
✅ 利益構造の理解不足
✅ 支払いスケジュールの誤算
といった、数字への弱さが原因です。


まずはここから!収支の考え方

基本はこの式:

売上 −(仕入+経費)= 利益

  • 仕入:商品や材料の購入費用
  • 経費:家賃、水道光熱費、広告費、通信費など
  • 利益:手元に残る「使えるお金」

📌「売上は増えているのに、利益が残らない…」は、この構造の理解不足が原因!


「利益率」を見ない経営は危険!

たとえば、商品Aが1個5,000円で売れても、
仕入れが4,000円、広告費が500円なら、利益はたったの500円=利益率10%以下。

粗利率(売上に対する利益の割合)を知っておかないと、
「売っても売っても儲からない…」地獄にハマります。


資金繰りとキャッシュフローの違い

  • 資金繰り:**短期的な「お金の出入り」**の管理
  • キャッシュフロー:**中長期的な「資金の流れ」**を可視化する分析

どちらも「黒字倒産」を防ぐために重要!


創業期に使える簡単な収支表・資金繰り表の作り方

【収支表の例】

  • 月次売上
  • 変動費(仕入・外注費)
  • 固定費(家賃・通信費・保険料)
  • 純利益

【資金繰り表の例】

  • 入金予定日と金額
  • 支出予定日と金額
  • 月末現金残高の推移

エクセルやGoogleスプレッドシートでOK!


経営数字を見るための3つの習慣

  1. 毎月の「PL(損益計算書)」をざっくり見る
  2. 月1回の資金繰りチェックタイムをつくる
  3. 数字に強い相談相手を持つ

専門家に任せるべきこと・自分でやるべきこと

☑ 税務処理や申告 → 税理士に依頼OK
☑ 日々の資金感覚・売上構造の把握 → 自分で必ず理解!


まとめ:数字を味方につければ、経営が見える!

財務の知識があると、 💡 売上目標が立てやすい
💡 無駄な支出をカットできる
💡 資金が足りなくなる前に手が打てる

だからこそ、創業者は「数字がわかる社長」になることが大切です!

弊社では、創業者向けに ✅ 資金繰り表の作成
✅ 利益率の改善アドバイス
✅ 財務の読み方のレクチャー
などを行っています!

創業支援サービスの詳細はこちら
問い合わせ

PAGE TOP