📋 創業時に一番もったいないのは、商品の説明が上手いのに売れない状態です。多くの場合、相手が「必要性を自分の言葉で言えていない」だけ。そこで役立つのがSPIN(Situation/Problem/Implication/Need-payoff)の質問フレームです。この記事ではSPINだけに絞り、創業時の商談を“再現可能”にします。(墨田区での創業支援でも、SPINの質問を固定しただけで成約率が安定した例があります)
📋 目次
なぜ創業時はSPINが強いのか
SPINの全体像(4つの質問)
創業向けSPIN質問テンプレ(そのまま使える)
事例:SPINで成約した流れ
成功パターン/失敗パターン(3例)
FAQ
今日できる3つ
📋 ## 1. なぜ創業時はSPINが強いのか
創業時は実績が少ないこともあります。だから「実績で押す」のではなく、相手の課題を深く言語化して、必要性を自分で認めてもらう方が強い。SPINはそのための“質問の順番”です。
- Situation(状況)で前提を揃える
- Problem(問題)で不満や困りごとを言語化
- Implication(示唆)で放置コストを具体化
- Need-payoff(解決価値)で“やる理由”を相手の言葉にする
ここまでいけば、あなたは「売り込む人」ではなく「整理する人」になります。
📋 ## 2. SPINの全体像(4つの質問)
| フェーズ | 目的 | 代表質問 | ゴール |
|---|---|---|---|
| S 状況 | 前提の統一 | 「今のやり方は?」 | 現状の把握 |
| P 問題 | 困りごとの特定 | 「一番困ってるのは?」 | 課題の言語化 |
| I 示唆 | 放置コストの可視化 | 「このままだと何が起きる?」 | 危機の具体化 |
| N 価値 | 解決後の価値を言語化 | 「解決したら何が良くなる?」 | 必要性の自己認識 |
大切なのは、Sに時間を使いすぎないこと。創業の商談は“早く核心に入る”方が決まりやすいです。
📋 ## 3. 創業向けSPIN質問テンプレ(そのまま使える)
業種を問わず使えるように、言い回しを固定します。
(※読み上げでOK)
S(状況)
- 「現状、集客は何経由が多いですか?」
- 「月の問い合わせ/来店/成約はどのくらいですか?」
P(問題)
- 「一番詰まっているのは、集客・成約・リピートのどこですか?」
- 「理想に対して、何が邪魔していますか?」
I(示唆)
- 「この状態が3か月続くと、売上や資金繰りにどんな影響が出ますか?」
- 「今のやり方を続けるコスト(時間・広告費・機会損失)はどれくらいですか?」
N(価値)
- 「解決できたら、どの数字がどこまで改善したら成功ですか?」
- 「それが達成できると、何に投資できるようになりますか?」
最後に、提案はA/Bで出します。
- 「A:最短で改善(小さく早く)」「B:範囲を広く(時間はかかる)」
この2択にすると、相手は判断しやすくなります。
📋 ## 4. 事例:SPINで成約した流れ
(匿名・サービス業を想定)
- S:月の問い合わせ20、来店10、成約2(成約率20%)
- P:商談で“比較検討”に流れ、次が決まらない
- I:このままだと3か月で受注6件止まり。広告費だけ増える
- N:次回確定率60%にできれば、受注が倍になる
→ 提案A:初回トーク台本化+次回確定ルール(2週間)
→ 提案B:導線整備+台本+追客(30日)
結果:Aで着手が決まり、次回確定率が上がって受注が安定。
📋 ## 5. 成功パターン/失敗パターン(3例)
成功①:I(示唆)で“放置コスト”が数字になる
→ 相手の危機感が整理され、検討で止まりにくい
成功②:N(価値)が“数字”で言える
→ 提案が「良さ」ではなく「必要」に変わる
成功③:提案がA/Bで選べる
→ 相手が決めやすく、次アクションが日時で決まる
失敗:S(状況)で雑談が長い
→ 対策:Sは3問まで。Pへ進む。
📋 ## 6. FAQ
Q1. “示唆”って煽りになりませんか?
A1. 煽りではなく、相手が言った事実を“数字で整理”するだけです。相手の言葉を繰り返し、確認して進めれば大丈夫。
Q2. うまく質問できません。
A2. まずはテンプレをそのまま読み上げるだけでOK。慣れたら言い回しを少しだけ変えます。
Q3. それでも決まらない時は?
A3. N(価値)が曖昧なことが多いです。「成功の数字」をもう一度合意します。
📋 ## 7. 今日できる3つ
今日①:SPINの質問を各3問に絞ってメモ
今日②:提案は必ずA/Bの2択にする
今日③:次アクションは日時で確定する(末尾の無料相談予約(TimeRex)でもOK)
→ 最新情報はLINEでも配信しています。