補助金から読み解く新潮流: 第11回事業再構築補助金の結果と最新の公募情報

第11回事業再構築補助金の採択結果が発表されました。今回の採択率26.4%であり、前回48.1%から大幅に採択率が悪化しました。私も数社支援させて頂きましたが、採択率70%弱でした…。
もともとコロナ感染症の克服のための補助金でしたが、予算も縮小しておりコロナ感染症の克服から次のテーマに移ってきています。次のテーマとは…事業再構築補助金の採択結果、また最新の公募情報から読み解いていきます!

第11回事業再構築補助金の採択結果と採択率の悪化

2024年、第11回事業再構築補助金の採択結果が発表されました。応募総数9,207件の中から、わずか2,437件の採択という結果に。これは、過去の公募と比較しても採択率の悪化が見られる傾向にあります。多くの企業が新たなビジネスモデルの構築や事業の再構築を目指していますが、競争は年々激しくなっていることが伺えます。

第15回小規模事業者持続化補助金の申請開始

一方で、小規模事業者を対象とした持続化補助金の第15回申請が開始されました。この補助金は、小規模ながらも地域経済に貢献する事業者を支援することを目的としており、特に地域密着型のビジネスにとっては貴重な資金調達の機会となります。また災害支援枠(能登半島地震)が創設され、震災復興が今年の大きなテーマとなっています。

18次ものづくり補助金の公募公表

さらに、ものづくり補助金の18次公募も公表されました。この補助金は、製造業をはじめとするものづくり企業の技術革新や生産性向上を支援するためのものです。新製品開発や生産効率の改善など、事業の競争力を高めるプロジェクトに対して、貴重な資金を提供します。今期は特に“オーダーメイド”や“高付加価値化”など、従来のプロセス改善とは少し異なる内容になっております。AI、ITなどの内容も多く、中小企業もDXに向けて動き出せ!という強いテーマになっています。

最新の補助金情報と相談支援

これから新しい補助金がどんどん発表されます。年間数千件以上の補助金・助成金が発表されるため、どの補助金が自分の事業に適しているかを判断するのは大変困難です。北陸(富山、石川、福井)だけでも年間数十~数百の補助金・助成金が公表されています。そんな中、最新の情報をもとに企業の皆様が成功に導かれるようサポートしています。北陸特化の社外CFOとして、資金調達の相談に乗りながら、事業の持続可能性と成長を目指すお手伝いをしています。

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